中国語を学びながら、台湾生活を楽しみませんか!

 日本の九州ほどの面積に、約2300万人が暮らす台湾。公用語は中国語。
日本から台北への LCC(格安航空)路線も増えて、安い便なら片道1万円ほどで購入でき、台湾にも気軽に行けるようになりました。
台北には、桃園と松山の2つの国際空港があります。桃園空港から市内までは、バスだと約1時間。松山空港は市内にあるので便利ですが、2015 年現在、羽田空港からの便しかありません。

 治安もよく、生活水準も日本に近いので、はじめて海外生活をするという人でもなじみやすいでしょう。あるいは台湾には何度も旅行にきている、というかたも多いと思います。
観光ツアーでは見逃してたかもしれない、台湾のちょっと裏の顔。 現地で生活して、ことばを学んで、台湾の日常へ一歩踏みいってみませんか?

台湾 基本情報

台湾の正式な国名は「中華民国」といい、現地では「民國」という元号が使用されます。2011年が民國100年でした。

通貨は台湾ドル(NT$、新台幣)。単位は元(圓)1台湾ドル=3.5円〜4円(日本円)。

日本との時差は -1時間。 日本の本州から飛行機で約3時間。

インターネットが普及しており、ほとんどの宿泊施設で WiFi 接続ができます。

電圧は110ボルト、60ヘルツ。プラグの形は日本と同じですので、日本の電気製品もほとんど問題なく使用できます。

飲食店やホテルなど、公共施設では完全禁煙の制度が施行されています。

台北や高雄などの市内には、MRT(Mass Rapid Transit / 捷運)という電車・地下鉄が走っていて、年々路線が延長されて便利になっています。

日本時代のおもかげ

 台北で見かける瓦屋根の古い平屋。その多くは日本統治時代に建てられた日本式家屋です。 1945年の戦争終了まで、台湾島は日本領になっていました。こういった建物はその当時の名残です。
いまでは廃屋になっている家がほとんどですが、一部は史跡として整備されていたり、茶芸館「紫藤蘆」のように改装して使われている建物もあります。

MRT(捷運) 謎の車内放送!?

 台北の交通と聞いて思い浮かぶのが、道路を埋め尽くすスクーターの大群。でもMRT(捷運、地下鉄)の整備が進み、その様子は少しずつ変わってきました。現在も新しい駅、新しい路線が毎年のように拡張中で、近年中に桃園空港への路線も開通が予定されています。
MRT 駅構内では飲食やガムは一切禁止。ペットボトルの水を飲むこともできません。違反すると高い罰金を課せられるので注意しましょう。

 ちなみに、MRT車内で流れる駅名アナウンス、よく聞いてみると、中国語、英語の他に、聞き慣れない言語が続きます。じつはこれは台湾語と客家語。4つの言語で駅名を放送してるんですね。

実はコンビニ大国

 街のいたるところにある「便利商店」(コンビニエンスストア)。
日本でもおなじみのセブンイレブンや全家(ファミリーマート)など。コンビニの隣がまたコンビニ、その向かいにもコンビニなんて密集地帯も珍しくありません。人口あたりのコンビニ店舗数は、台湾が世界一という調査結果もあるくらいなのです!

 品揃えは、日本とそれほどは変わりません。ペットボトル飲料はちょっと大きく 600 ㎖ が標準、20元~。 日本では見かけない、砂糖入りの甘い烏龍茶や緑茶もあります。店内で飲食できるように、テーブル席が設置されている店舗がほとんどです。台湾はコンビニでもレジ袋は別売なので要注意。

中国語でジュースの注文に挑戦!

 台湾は、亜熱帯から熱帯に属する気候なので、果物の種類も豊富! パパイヤやパイナップルはもちろん、荔枝(ライチ)や蓮霧といった日本ではなかなか目にしない果物もあります。

 そういった新鮮なフルーツを、その場でジュースにしてくれる飲料站(ジューススタンド)が街のいたるところにあります。 「50 嵐」や「COME BUY」は有名なチェーン店です。パパイヤミルク(木瓜牛奶)といったフルーツ牛乳や、有名なタピオカミルクティ(珍珠奶茶)も定番中の定番です。

 中国語でジュースの注文に挑戦してみましょう!
数十種類のメニューから選んだら、「大杯/ 中杯」、「ホット/ アイス(冰/ 熱)」、「甘さ(甜度)」、「氷(冰塊)」などのお好みを聞かれますので、組み合わせを試して、自分だけのお気に入りの味、オリジナルドリンクを作っちゃいましょう!

台湾の朝ごはん

台湾の飲食店は、種類によって営業時間帯が細かく別れているのが特徴。
「滷味」や「鹽酥雞」(好きな食材を選んで、その場で煮たり揚げてもらう)の屋台は、夜にならないと店は出ません。早點(朝食)の店は、その名のとおり、朝食時間帯だけの営業。昼前には店じまいしてしまいます。

 朝食屋には鉄板があって、そこで様々なものを調理してくれます。定番といえば「蛋餅(ダンビン)」。薄焼き卵をクレープ生地で巻いた、台湾ならではの風味。何も入れないプレーンな味から、ベーコンやハム、チーズなどお好みで巻いてもらうこともできます。

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