台湾長期留学1年間 大学の語学センターで学ぶ

台湾大学

 師範大学をはじめ、台湾大学、文化大学、淡江大学など、大学付属の語学センターの1学期(12週〜)を、留学サポートパックで提供します。
師範大学や台湾大学のように春・夏・秋・冬期(3ヶ月毎)に開講している学校と、淡江大学や文化大学のように毎月開講している学校があります。1学期はいずれの学校も約12週間ですが、淡江大学は最長15週間まで受講できます。

 大学の語学センターの授業はクラス制の講義です。生徒6〜15人程度に対して、講師が教科書を1課ずつ講義していく形式です。
クラスを編成して開校する学期制なので、入学日は決まっています。だいたい週に1課ずつのペースで進行します。第1課から始まり、第2課、第3課... と教科書を読み進めていきます。
教科書には1課ごとにスキット(登場人物たちが会話をしている場面)があり、そのスキットに出てきた単語の解説(発音や用例)、文法の解説をします。
生徒どうしでの会話練習や、作文の課題などもあります。

パックプランについては、3ヶ月 長期留学プラン をご覧ください。

台湾の留学生ビザについて

 1学期は基本12週ですので、最短で約84日間の滞在となりますが、学校によっては開校の1〜2週間前に登録日があり、その日までには入国しなければなりません。
その場合、連続滞在日数が90日を超えますので、ビザの取得が必要です。いずれの大学(中国語センター)も3ヶ月のコースに入学していれば、ビザ申請に必要な書類(入学証明)が発行されます。
学生ビザは、日本国内にある台北駐日経済代表処(領事館)で申請します。学生ビザは現地での延長が可能です。

 留学生ビザは台湾現地で申請できません。滞在延長(90日超過)を考えているようであれば、学生ビザを取得しておく必要があります。

 ビザを取らずに済ませるには、学期途中で一時帰国して連続滞在にならないようにする(一度出国すると期限はリセットされます)、もしくは事前登録のない学校であれば、12週の授業期間だけで90日以内で収めることも可能です。
ただ上限の90日いっぱいまで滞在して、もし帰国日に台風で帰国便が欠航になるなど、不可抗力で出国できなくなってもオーバーステイ扱いとなります。日程には1、2日余裕を見ておくほうが安全です。

 また、学生ビザを取得しない場合、入国目的はあくまで「観光」等になって、就学(求学)を選ぶことはできません。学生身分でないと、銀行口座の開設や、携帯電話の契約などで不利益になることがあります。

 台湾の学生ビザの申請にについて詳しくは、学生ビザの期限から手続き手順まで をご参照ください。

半年以上の留学について

 半年〜1年の留学する予定が確定していたとしても、まとめて入学申請することはできません。大学(語学センター)が受け付けているのは1学期分ずつです。なので、半年以上、台湾に留学滞在するには、現地で1学期ずつ延長していくことになります。
 最初の学期を受講して、もし成績や出席日数が規定に達していないと、次の学期を延長する資格がなくなります。そのため半年(2学期)分をまとめて先に申し込むことはできません。
そして学生ビザも90日満期なので、こちらも現地で延長が必須です。学生ビザの滞在上限は180日なので、1年留学では、外国人居留証に切り替えることになります。

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長期留学の費用・年間予算について

 1年間の台湾留学にかかる費用は、個々人の生活スタイルによっても大きく違ってくるので、一概に見積もりはできません。下記は平均的な想定の概算で、あくまで目安・一例と考えてください。
日本円で換算していますが、為替レートによっても変動します。

予算例 半年 1年
飲食費
300-500 元/日
72,000 元 140,000 元
交通費
50 元/日
9,000 元 18,000 元
学 費
24,000-40,000 元/学期
48,000 元
~
80,000 元
90,000 元
~
160,000 元
家賃(アパート)
10,000-20,000 元/月
120,000 元 120,000 元
~
160,000 元
小 計
(台湾ドル)
249,000 元
~
281,000 元
368,000 元
~
478,000 元
雑費・遊興費・交際費など ¥ 50,000 ¥ 100,000
合 計
(日本円 換算)
¥ 1,000,000
~
¥ 1,200,000
¥ 1,500,000
~
¥ 1,800,000
航空券(¥20,000-100,000) 格安航空券や年間オープンチケットなど種別によって大きく違います

飲食費
ふだんの日常生活であれば、飲食費は1日(3食)300 〜 500 元ほどです。

交通費
路線バスは 15元〜 MRT は 20元〜 です。
学校まで徒歩通学できるところに住めば、もちろん交通費はかかりませんが、大学の近くの物件は家賃が高いことが多いです。

学費
大学(語学センター)によって、学費はだいぶ違います。
師範大学や台湾大学の授業料が高価格帯で、1学期 35,000〜40,000 元です。

家賃
大学の学生寮のほとんどは、本科の学生向けなので、語学留学生だと入居することができません。
そのため長期滞在の場合、多くの留学生は現地でアパートを探して住むことになります。
ただし、台湾の賃貸住宅の大半は1年契約のため、1ヶ月〜半年くらいの留学では部屋探しするのが困難です。マンスリー契約できる短期アパートもありますが、通常のアパートに比べるとかなり割高です。

航空券
航空券(飛行機のチケット)の価格は時期によってはかなり変動するので、上記の予算表には含めていません。
夏休みシーズンのほか、特に年末年始、旧正月、台湾の連休時期にかかると高騰するので要注意です。

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台湾での部屋探し

1年程度の滞在する予定であれば、アパート探しをすることができます。(台湾の賃貸住宅は1年契約のため)。もし、契約期間満了する前に退去すると、保証金が没収されます。

家賃10,000元以下の部屋もありますが、日本人留学生向けの物件の価格帯は、だいたい 12,000 〜 15,000元くらいです。
入居契約時に、家賃1、2ヶ月分の敷金(押金)がかかるのが、台湾では一般的です。
大学まで徒歩で通学できるエリアを希望される方が多いですが、台湾大学や師範大学がある台北市内は、家賃が比較的高い地域です。

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