日本ではしばしば、繁体字で書かれた中国語のことを「台湾語」と呼んだり、また台湾で話される中国語(台湾華語)を、大陸の北京話と区別する意味で「台湾語」と呼ぶこともあるようですが、台湾語は中国語ととはまったく違う言葉です。
台湾の公用語は「中国語」(北京語・普通話)ですが、「台語」は特に南部で地元の人がふだん話す言葉で、福建方言の一種(閩南語、ミンナン語)です。台北などの若年層になると、台湾人でもうまく話せない人も多くいます。
独自の文字はないため、漢字をそのまま当てはめて表記されます。声調は8種(7音)もあるので、北京語よりもちょっと難しいかもしれません。
台湾語は、地元の人どうしや仲間内など話される言葉なので、カンタンな台湾語のあいさつ言葉を覚えておくと、台湾の友人ともぐっと打ち解けやすくなります!
「歐吉桑(オジサン)」のように、日本語に由来する単語も多くあって非常にユニークです。
せっかく台湾で学ぶのですから、台湾語を体験するのもおもしろいですよ!
TLI などの学校では、「台湾語」のレッスンも受講することができます!